立ち姿は、まっすぐ。断面は、真円に近い。

阿蘇の気候、風土で育つ。

阿蘇の気候、風土で育つ。

ブランド檜が育つには一定の法則があります。
ひとつはその土地の気候風土。
九州というと温暖な気候と思われますが、阿蘇地域は特別です。
この図を見てもわかるように、冷温帯林に属しています。
標高と気温、風雨の厳しさから、それに堪えうる強く太い木が
育つ環境といえるのかもしれません。

阿蘇の気候、風土で育つ。
南郷谷とはどんな場所?

南郷谷とはどんな場所?

太古の昔、火山活動によって巨大なカルデラが形成され、
この中に湖ができていたと地学的に言われています。
数度の噴火によって、中央火口丘群から北側(阿蘇谷)と
南側(南郷谷)に分かれ、巨大なカルデラ湖が出現。
やがて、カルデラ西側の火口瀬から水が流れ出た後に広大な
南郷谷が出現しました。以後、火口跡の外輪山に囲まれた
世界最大規模のカルデラとして、独自の植生や文化が育まれてきました。

南郷谷01
南郷谷02

江戸期より受け継がれてきた希少性の高いヒノキ

「阿蘇 南郷檜」は、日本のブランド檜の中でも、極めて希少。
江戸期より受け継がれてきた遺伝子をもつクローン檜であるため、
材としての優良性、艶・美しさ、際立つ香りなど、
優れた特性をもつ類い希なヒノキと言えます。
その資源量も限られているため、よいものを、大切に育てあげ、
市場に提供していくスタイルです。
いわば、ヒノキのサラブレット。それが「阿蘇 南郷檜」なのです。

蓄積量(㎥)

「選び抜かれたよいものをつくる」という考え方

日本のスギ・ヒノキの森林は高齢樹も多く、伐採の効率化が
叫ばれていますが、「阿蘇 南郷檜」は、その資源量と、
品質重視で育成してきたことから、
計画性をもって伐採していくことが重要となります。
言い換えれば「B、C材をいかに効率よく伐るか」という
考え方ではなく、「選び抜き、特A材を育ていく」ということが
「阿蘇 南郷檜」の育成方針。その森には、強い思いがあります。

阿蘇南郷檜
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