![材としての粘り強さ。強靱な力を持つヒノキ。](https://aso-nangohi.com/wp-content/themes/nangouhi/images/data/photo01.png)
阿蘇 南郷檜の通直完満性と真円性という特性は、
建材として使用した時にどんな違いとしてなるのか。
この点について、熊本県林業研究指導所が
「ヒノキ・ナンゴウヒの樹幹内強度分布の測定」を行い、
科学的に調査をしています。
![ナンゴウヒ ヤング係数](https://aso-nangohi.com/wp-content/themes/nangouhi/images/data/photo02.png)
丸太の樹幹内ヤング係数分布
![丸太の樹幹内ヤング係数分布](https://aso-nangohi.com/wp-content/themes/nangouhi/images/data/img01.png)
この図を見てわかるように、物体のかたさ(変形し難さ)を表す
「ヤング係数」※注釈 で明らかな違いが出ていることがわかります。
ナンゴウヒは実生ヒノキに比べ、平均値が高く、
随から外側に向け、数値が増加するV字を示している。
どの地上高の丸太においても、ヤング係数の数値の差が少なく
このことは、強度性能にバラツキが少ない木取りができる
科学的に優れた性質を持つと言えます。
※注釈
材の強度性能を表す指標として用いられる数値
ナンゴウヒが材として持つ強度は、
熊本地震によっても使用材の倒壊が
ほとんどなかったことからも、注目を集めています。
![南郷檜 木材](https://aso-nangohi.com/wp-content/themes/nangouhi/images/data/photo03.png)
![南郷檜 木材](https://aso-nangohi.com/wp-content/themes/nangouhi/images/data/photo04.png)